不妊・不育相談
不妊症や不育症のお悩み、抱え込まずに専門医にお話しお聞かせください
赤ちゃんがなかなか授からない、やっとの思いで授かった我が子を誕生 させてあげられない…、それぞれ様々な不安の中でお悩みを抱えている ことと思います。患者様の中には、パートナーに打ち明けることも 出来ず、お一人で苦しまれている方も多くいらっしゃいます。 当診療所には長年、不妊症・不育症を専門に治療を行ってきた、専門の 医師が常駐しており、患者様のお悩みから治療方針までひとつひとつ 丁寧にお話を重ねながら、患者様に寄り添った診療を行っております。 抱え込んだつらさはどうぞ私たちに安心してご相談ください
不妊症について
不妊症治療に大切なことは「パートナーの協力」と「頑張りすぎないこと」です
不妊症とは『特別に避妊をせず、普通の夫婦生活を一定期間(1年間以上)続けられても妊娠に至らない場合』を指します。
不妊症治療では「パートナーの協力」と「頑張りすぎないこと」が治療を行う上で特に大切なことと私たちは考えています。
不妊症は「2人合わせての診断名」であることを受け止める
不妊症は2人合わせての診断名です。
不妊症の原因は、女性側、男性側、女性と男性の両方にある場合もあれば原因不明の場合もあります。「どちらか」だけの問題ではありません。
原因を調べるためにも、
不妊治療を行っていく上でも、パートナーに協力していただくことがとても大切です。
自分に合った治療ペースで心身の健康を第一に考える
一生懸命に頑張りすぎて苦しくなってしまうと、自分自身もつらく、赤ちゃんも授かりにくい
状態になってしまいます。
患者様の事情は様々で、年齢も20代から40代の方までと幅広く、不妊治療はそれぞれに
合った治療の内容とペースですすめていきます。
当診療所では、患者様の心身の健康を
第一に考えることを重要と考えています。あなたに合った歩幅で一緒に歩いていきましょう。
カウンセリングのみでもお気軽にご相談ください
カウンセリングのみ受けることも可能ですので、お気軽にご相談ください。 不妊治療専門の医師がお話をお伺い致します。お一人で来られてもご夫婦で来られても 大丈夫です。「セックスレスで悩んでいる…。」「早く子どもが欲しいけど不妊治療を 受けた方がいいか迷っている」など、不妊に関するお悩みがあれば何でもお話ください。
患者様お一人おひとりのお気持ちを汲む寄り添った不妊治療
ほっとできる診療所で、患者様の悩みをひとつずつお伺いしていきます
まずは患者様のお悩みや不安について、専門医がじっくりお伺いしていきます。
私たちは、来院されたらほっとできるような、自分たちの家族を迎え入れる
ような気持ちでいつでもお待ちしております。
「不妊の相談をしたいけどどうすれば良いか分からない」「専門施設は敷居が
高くてためらってしまう…。」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
不安が大きい検査や治療のことも、親身に詳細にご説明いたします
当診療所ではタイミング療法や人工授精といった一般不妊治療を中心に治療を行います。
昨今の不妊治療ではすぐに体外受精に移行する流れが増えていますが、多くの方は一般不妊治療で妊娠が望めます。
不安なこと、分からないことは、きちんとご説明をさせていただき、いつも患者様のお気持ちに寄り添いながら、検査や治療をすすめていきます。
さくま診療所の不妊治療の流れ
- 01
- ご相談・カウンセリング
初回の診療ではお悩みや不安の内容を専門医が時間をかけてお伺いします。
- 02
- スクリーニング検査
採血や基礎体温の計測などを行い、お体の状態を診ていきます。
- 03
- 治療方針の決定
カウンセリングと検査結果より今後の治療方針を一緒に考えていきます。
- 04
- 治療をサポート
週3~4回程の頻度で通院いただき患者様に寄り添った治療を行います。
不妊治療前の検査
- 不妊症スクリーニング検査保険適応内
※患者様によって検査項目数が異なります。
※一部自費負担となる検査項目もございます。
当診療所で行っている不妊治療
- タイミング療法保険適応内
- 人工授精(AIH)保険適応外
まずは不妊症スクリーニング検査を行い、治療方針を決めていきます
治療前に、治療方針を決めるため不妊症スクリーニング検査を行います。
検査の結果を元に、患者様の年齢や生活やお身体の状況、家族計画、何より患者様のお気持ちを大切にし、患者様お一人おひとりに合った治療方針を一緒に考えていきます。
※スクリーニング検査は、月経周期によって行うことのできる検査項目が決まっているため1-2周期かけて検査を行っていきます。
スクリーニング検査項目
- 採血:感染症の有無、ホルモン量と卵巣機能を確認
- 基礎体温測定:ホルモンバランスをみる
- 超音波検査:筋腫や内膜症がないかの確認
- 内分泌検査:ホルモン値を採血でみます
- クラミジア検査:クラミジア感染症の有無
- 卵管疎通性検査:子宮卵管造影、卵管通水など
- 精液検査:男性側の検査
- 頸管因子検査:性交後試験=ヒューナーテスト
治療方針が決まったら、患者様それぞれに合った不妊治療を開始します
治療方針が決定したら、患者様それぞれに合わせた治療方法で不妊治療をすすめていきます。
当診療所で行っている主な治療法はタイミング療法と人工授精(AIH)になります。
通院回数は通常は月3~4回ですが、治療内容や検査のタイミングによって異なる場合もあります。
- タイミング療法
【保険適応内】 - 排卵周期を基礎体温表で測り、予測した排卵の時期に性行為を持つことにより 妊娠の確率を高める方法です。排卵障害や排卵日が不安定な方に効果があります。 排卵がうまくできない人には排卵誘発剤を併用することもあります。
- 人工授精(AHI)
【保険適応外】 - 人工授精(AIH)はパートナーの精液から運動精子を集め出し、いずれかの部位に 注入する方法です。子宮の中に入れる子宮腔内受精(IUI)を行うことが一般的です。 タイミング療法と同じく妊娠率向上のため、排卵誘発剤を併用することがあります。
治療で使用するお薬についても必ず事前説明を行っています
治療で使用するお薬は、排卵誘発剤、女性ホルモン剤が主となります。
治療などで扱うお薬についても、必ずご説明させていただき、患者様にご理解をいただいてから使用を開始していきます。
体外受精の対象となった場合も、信頼できる専門クリニックとの連携があります
患者様とお話させていただき、これまでの経過などをふまえて、体外受精の対象となった場合は、 信頼できる不妊専門クリニックをご紹介させていただきますので、ご安心ください。
「ちょっと治療をお休みしたいな・・・」というお気持ちも大切にしています
「治療を少し休みたいです」という方には休憩することもお勧めしています。
治療が大きなストレスとなっていた場合、治療を休んでいる間に自然妊娠をするケースもあります。
患者様の妊娠が私たちにとって最高にして唯一の目標なので、素直にとてもうれしいです。
走り続けることが最善とは限りません。
私たちは、勇気を持って設ける休憩期間も決して無駄ではないと考えています。
セカンドオピニオンの方も遠慮せずにご相談ください
「今の治療がいいのか、他の先生の意見も聞きたいけどいいのかな…。」
「主治医の先生は忙しそうで、なかなか聞きたい事が聞けない。」など不安に思う患者様もセカンドオピニンの方も遠慮なさらずご相談にいらして下さい。
当院は予約制ではありませんので、お気軽にお越しいただければと思います。
不育症について
赤ちゃんが誕生までたどり着けるようあなたを優しくサポートします
妊娠はするけれど、流産や死産、新生児死亡などを繰り返し、なかなかお子さんの誕生にたどり着けない状態は患者様のお身体だけでなく心にも、大きな負担がかかります。 不育症はストレスや染色体異常、子宮の状態など様々な要素が、原因となるといわれています。 まずは普段の生活状況をお聞かせください。染色体の検査などからも不育の原因を見つけていきましょう。患者様の不安を一つ一つ丁寧に取り除き、小さな命が育つように一緒に考えお手伝いします。
あなたの心と身体が頑張りすぎない不妊・不育治療を
来院された患者様の心と身体がほっとし、ご機嫌になっていただけるような、アットホームな診療所であることを目指し、日々診療させていただいております。 病院に行く緊張感、溜め込んだストレスや不安、デリケートなご相談などを、患者様が自然体でお話しできるよう対話を大事にしています。 私たちと一緒に、焦り過ぎず、身体を労わりながら、頑張りすぎない不妊・不育治療をしていきましょう。