鉄剤の注射

[旧サイト ユーザー]

こんにちは。
昨日、鉄剤の注射をしました。その際に副作用に関する説明はなく、飲み薬との違いと過去に蕁麻疹が出たことはあるかだけを聞かれ、すぐに打たれました。
鉄剤を入れられているときには少し圧迫感があったので「腕が重い感じがします」と看護師に伝えてみたのですが、「大丈夫大丈夫」と軽く言われそのまま続けられました。
私は鉄剤の注射が初めてで、説明も少なく不安だったので、帰宅後ネットで鉄剤注射について調べてみたところ、副作用のなかにアナフィラキシーという言葉を見つけました。
極度の心配性のため、注射から約18時間経過した今でも、もしかしたらアナフィラキシーになるのではという不安で変に緊張し、落ち着きません。
昨晩もなかなか寝付けず、不安がピークに達したときには血の気が引き、一気に体温が上昇し、鼓動が速くなるほどでした。
アナフィラキシーの副作用が起きるのはごく稀なことだと思うのですが、1人暮らしで頼る人が居ないのと、アトピー性皮膚炎もあるので余計に不安です。
注射から数時間経った今でもアナフィラキシーが起こる可能性はあるのでしょうか？
また、精神的に落ち着くためにはどうしたらよいでしょうか？
ホットミルクを飲む、別のことを考える等、自分で考えられることはしてきました。精神科のある病院へは金銭面や交通の関係でなかなか行けそうにないです。
回答よろしくお願い致します。

[さくま診療所 院長 佐久間 航]

体調は大丈夫ですか？

鉄剤の注射でアナフィラキシーショックが起こることは非常にまれです。

また、投与後それだけの時間が経過してからアナフィラキシーショックが起こることもまずないでしょう。

なので、今回の鉄剤投与に関して心配はもう考えないでよいのではないでしょうか。

極度の心配症とご自身でお書きになられていますが、色々気になりだすと緊張が強くなるのですね。

そういった場合難しいですが、やはり、抗不安薬などの処方を受けるのが最善かと思います。

一つ、アドバイスとしてできるのは、考えないでおこうとしてもその時点で「考えておかないように」と意識してしまうので、余計に考えにとらわれてしまいます。

考えちゃっているご自身をそのまま受け入れてそのままにしておいたらよいです。

そうすると、ふっと別のことを考えれている、もしくは考えていることを忘れている瞬間が訪れます。

その時間を意識していくと、徐々に考えにとらわれなくなってきます。

難しいかもしれませんが、練習してみてください。

上手に悩みを忘れるのは楽しく人生過ごすコツですよ。

では、ご参考にしてください。