子宮頸がんワクチンについて

[smsm]

ご多忙のところ恐れ入ります。
いつも勉強になり拝見いたしております。ありがとうございます。
先生のお人柄も素敵だな、と感じております。

早速ですが、約10年ほど前に2価のワクチンを接種いたしました。
厚生労働省のデータ等を拝見いたしますとその効果は約10年ほどでした。

ここで2点質問いたします。

①今後もワクチンの効果を継続するには追加接種が必要でしょうか。
②9価ワクチンがあるようですがワクチンの価数の変更は効果的でしょうか。

急いでおりません。
お時間ある際によろしくお願いいたします。

[さくま診療所 院長 佐久間 航]

smsm　さま　ご投稿ありがとうございます。

解釈難しいですよね。

結果から申し上げると、追加接種の必要性はないです。

パピローマウィルスに感染してから子宮頸がんに至るまでの年数を加味するとほぼ一生予防効果は続くと考えてよいと言ってよいようです。

ワクチン投与のうえ、定期的ながん検診を受けていただければ十分ながんの予防になるという基本的な考え方から、ワクチン接種の投与の適応や投与間隔などは決まっているので、このような回答となります。

ご参考になさってください。

[smsm]

ご丁寧にありがとうございます。
とても勉強になりました。
定期検診を継続して受けていこうと思います。