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はじめまして。
いきなり重たい話ですみません。
私は若い頃、元恋人やバイト先の客から無理やり性行為をされた経験、また
それによる妊娠と中絶経験があります。中絶手術のとき、きっと泣き言をいうのは見苦しいだとか、赤ちゃんに罪はないのに…と自分を責めた結果
真実が言えず、ただただ中絶したい、と医者に申し出ました。元恋人と私のふしだらな性生活のせいで妊娠したと思われたのでしょう。
中絶前の診察で、手術しなくてもこのまま放置すれば流産するかもしれない、と言われるほど受精卵がぺしゃんこに変形しており、そのときに「【普通】なら、こういうときお腹にとどめておくための薬を出すんだけどさ、
でも、いいよね、あなた【いらない】んだから」と医者に鼻で笑われてしまったこと、
手術前の処置では痛みで失神するほど激痛の前処置を施されたことがきっかけで
婦人科にかかることすべてが恐怖に変わってしまいました。それから7-8年が経ち、いい加減自分もちゃんとしなければと思って子宮頸がん検診を受けてみたことがあるのですが、内診台に上がるまでに冷や汗・ふるえ、言いようもない逃げ出したくなる気持ちが押し寄せてきて、検診中も腹部を触られる恐怖と冷たい器具の感触に身体がすくみ、涙が出てきてしまいました。
気づけば気を紛らわすために必死に自分の胸に爪を立てていて、事情を知らない医師は「もう終わりましたから」と苦笑い。
その時に検査結果でclassⅢと出ました。
調べたところ、コルポスコピーという痛みのある検診が必要とのこと。
もはや考えるだけで恐怖で身体がすくんでしまい、お恥ずかしながら長いこと精密検査ができていません。
ときどき腫瘍マーカーは受けていて、そちらの数値は問題なさそうなのですが、ほとんど意味はないとも聞きます。
検査に行かなければならないことは百も承知なのですが、どうしても足が遠のいてしまいます。
これを書いている今も、意識するだけで急に身体が冷えてきて、無意識に舌を噛みしめたり床を蹴飛ばしたり貧乏ゆすりをしてしまいます。
もし子宮頸がんの可能性があるのなら、もういっそのこと何も検査せず、全身麻酔で何も感じないうちに子宮を取ってくれたらいいのに…とさえ思ってしまいます。そこで伺いたいのですが、このような事情がある患者の場合、なるべく身体に触れずに
どうにかして精密検査をすることが可能なのでしょうか?
やはり私が我慢をすることを覚えて、自分のパニックになってしまう衝動を抑えつけて検査に臨むしかないのでしょうか。
むやみに膣に何かを挿入されたり、中を触られるようなことがとにかく苦手なのですが、私のような性被害者でも検査や診察を受ける方法はありませんか?
また、それを希望する場合、どのように申し出れば良いですか?何かトラウマを証明するようなものや、それに応じた治療が必要でしょうか?宜しくお願いいたします。
tonarit さま ご投稿ありがとうございます。
とてもつらい経験、お話しいただきまずはお礼申し上げます。
お気持ち、重々お察しいたします。
子宮頚部細胞診のフォロー、必要ですね。
しかし、それを婦人科的な診察抜きで身体に接触せずに行うことはなかなか難しいです。
申し訳ありません。
とりあえず、ここでここまでお話しいただけたので、難しいかもしれませんが、こういったお話を担当の医師に伝えることができれば少しましになるかもしれませんね。
なかなかお話することが難しいのであれば、今回記入された内容をプリントして問診票と一緒に意思に渡しても良いかもしれません。
お住まいが関西ならもちろん当院受診していただいて結構です。
できる手立てを考えていきましょう。
では、ご参考にしてください。
佐久間先生、お忙しい中ありがとうございました。
事情を受け止めていただけて嬉しく思いました。
できれば佐久間先生に診ていただきたいですが、関東住まいなので、どうにか近隣の病院に事情を伝えようと思います。
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